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映画は娯楽、ドンドン映画を観て楽しみましょう~!
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遥か昔、ベストセラーになった浅田次郎の短編集「鉄道員」を読んで感動したのが、この「オリヲン座からの招待状」と「手紙」だった。

「手紙」は映画やドラマになっていたが(どちらも愚作)、一番映画になりやすいと思っていたこの作品が、やっと映画になって楽しみにしていたのにもかかわらず見逃していたのです。

昭和の中期、京都の夫婦で営んでいる小さな映画館「オリヲン座」は大変賑わっていた。
そこへ親を戦争でなくした青年が転がり込んでくるが、映写技師である夫が快く迎え入れ映写技師としての技術を教えていく。

熱心に学び働く青年が独り立ちしだす頃に映写技師の夫が急死し、若妻と青年が死んだ夫の意思を継いで「オリヲン座」を守っていこうとするのだが、どんどん寂れていく映画館に二人は苦しむ・・。

この「オリヲン座」しか楽しむ場所のなかった子供時代を送り、東京で結婚したが離婚することが決まった夫婦の元に届いた招待状から始まるこの映画、団塊世代のノスタルジーだけのつまらない映画と評する若者もいるようだが、私はこれでいいと思う。
この時代を知らない人に面白く見せるために、この時代の映画をすべて「三丁目の夕日」(この映画も素晴らしかったけれど)にする必要もないので・・。

もうひとつ、宮沢りえの少しボーっとしたような演技がとても素晴らしく、デビュー作の「ぼくたちの七日間戦争」の可愛い姿が目に焼きついたおじさんには・・なんか、ぐ~っと来るものがあったのです。


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2004年に兵庫県の尼崎で小さな手作り雑貨をオープンしました。昔から憧れていた手作りの雑貨に囲まれてくまさんは日々好日なり。
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